2006年06月06日

ゲート通りぶらぶら(6/4)

 コザでいつもの駐車場に車を停めた。パルミラ通りの韓国家庭料理店に行くのは、これで3回目だ。最初に行った時は品切れ、2回目はシャッターが下ろされていた。そして今回は………また閉まっている!この店とはことごとく縁がないのだと痛感した。とにかく、腹ごなしのために少し歩かなければならない。その店の斜め向かいにあるヒストリートを冷やかした後、宛もなく歩き始めると「やっぱりカレーモードだ」と妻が呟いた。「ゲート通りにはインド人の店が沢山あるから、あの辺に行けばインド料理屋があるはずよ」と私が当てずっぽうなことを言ったら、妻は俄然元気になった。寂しい沖縄市一番街をゲート通り向けに通り抜ける途中、母が化粧品その他を調達していた薬局の前を通った。前回一番街に来た時はシャッターが下りていたので「ここも閉めたのか…」と少し寂しくなったが、今回は開いていた。きっとこないだは定休日だったんだな。

ゲート通りぶらぶら(6/4) ゲート通りのほぼ端から端まで歩いたのも、龍潭通りと同じく約30年振りだった。嘉手納基地の第2ゲートに直結しているからだろう、中央パークアベニューよりも道行く人のアメリカー濃度が高い。通りの所々には地元の中学生とおぼしきヒップホップ野郎がたむろしている。インド料理店を探し求めながらキョロキョロしていると物凄い看板を発見!!「YONG CAMP」の下に「ヤング チャンプ」と書かれているが、どうしたって「ヨン キャンプ」としか読めない。この看板を目にしたアメリカ人は、まさか「YONG CAMP」が「若き王者」のつもりだとは気づくまい。せいぜい「YONG CAMP?それを言うならCAMP YONGだろー。ん?CAMP YONGって韓国にある基地かな?」と頭を悩ますくらいが関の山だろう。

ゲート通りぶらぶら(6/4) ゲート通りにインド人経営の店はいくつもあったが、インド料理店は発見できなかった。皆さん昼食は手作り弁当で済ませているのだろうか。「ふむ。もしかしたら、この近辺で商売している人達は同一のカーストに属していて、その他のカーストを排除しているのかも知れない。商売人より料理人の方が下位のカーストに属しているんだな、きっと」といつものように、妄想は曇り空を覆わんばかりに膨らんだ。

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降りそう(2006-06-18 16:47)

Posted by 百紫苑(hakushon) at 16:00│Comments(0)ぶらぶら
 
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