よーんなー沖縄

先週火曜日に知人から電話があり、親戚の女の子に会って話を聞いてくれないかと頼まれた。以前私が所属していた業界に就職したいらしい。お役に立てるなら喜んで、但し旧盆明けにと返事して、当初土曜日に会う約束をしたが、ドタキャンをくらい、仕切直しで昨日会った。

女の子はバイトが終わってからしか時間がとれないと言うので、そのバイト先近くの居酒屋で待合わせた。私は約束時間ちょうどの21:00に到着。その直後に知人から電話があった。「今どこ？」「たった今着いた。一番手前の個室にいるよ」「ＯＫ。それとわたし行けないからさ」「はっ？」「話聞いてあげてね」「ちょっ、ちょっと」。電話が切れた。相変わらず一方的な奴だ。初対面の人と飲み食いするのは苦手なのに…。

「遅れてすいませ〜ん」。襖が開いて女の子が顔を覗かせた。「ん？会ったことあるよね？」「はい、あたしがまだ高校生の頃」「みんなと一緒にやんばるまでドライブ行ったよね？」「はい、行きました〜」。初対面じゃなくてよかったが、彼女のスガイが凄い。両肩から胸元までモロ出しだ。聞けば二十歳になったばかりという。うーん、ほぼ密室でこんな恰好をした女の子と二人っきりになって、何か間違いを起こしてからでは遅い。トットと帰ろう。

彼女は早速、高校卒業後すぐにワーキングホリデイで行ったカナダに再び渡り、彼の地で就職したいが、どうすればいいのかと訊いてきた。あれ？お役に立てそうにないな。私がいろいろ提案したことは、既にインターネットで調査済だった。私は全くの役立たずだ。用件は30分くらいで終わってしまったが、彼女のカナダ時代の話などが面白くて、結局00:00過ぎまで一緒だった。

彼女は何度も「世界に羽ばたきたいんです」と繰り返した。私はせいぜい「おら、東京さ行くだ」くらいのスケールしかなかったなー。「カナダに行って、どうするの？」というのは聞き飽きているだろうから「今の一瞬、一瞬を懸命に生きていれば、きっといい結果がついてくるよ」と自戒を込めて彼女を励ました。

猫に関すること以外は好い加減になってきているもんなー、最近…。