愛猫チャンイ;後悔

百紫苑(hakushon)

2005年10月30日 21:18

ステーキハウス四季での食事中、妻が「職場の近くに野良猫がいるんだけど、その中の1匹が白黒でチャンイにそっくりなのよ」と切り出した。「チャンイがうちに来た時とちょうど同じくらいの大きさで、チャンイより黒い部分が多くて、あと口の周りにも黒い点々があって、一緒にいる仔猫は白い毛に薄い茶色が混じってるんだけど、やっぱり白黒の方が可愛くて…」と箸を止めたまま延々と野良猫の話を続けるので「で、どうする?」と訊いた。もちろんこれは「うちで飼うか?」の意で、それは妻にも伝わった。「うーん、誘拐してこようって毎日思うんだけど、母猫に甘えているのを見ると、ちょっとね………」。

チャンイは6月下旬に宜野湾市立大山小学校の近くで拾われた。多分「うちでは飼えない」と親に拒絶されたのだろう、拾った小学生が近所では猫屋敷として有名な姉の家へチャンイを連れてきた。姉はチャンイを引き取ってすぐに行きつけの動物病院に連れて行き、便、耳、目、虫の検査をしてもらった。結果は全て問題なし。この時の体重は400g。生後3週間くらいだろうと獣医さんに言われたそうだ。

チャンイは拾われた時、既にひとりぼっちだった。母猫に甘えられなかった分、我々がもっと甘やかしてやればよかったと今更ながらに思ってしまう。

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