日曜日に家族で森川公園、喜友名の石獅子、野嵩クシヌカーを巡り、その所々で満開の緋寒桜を見ることができた。今年は開花が例年より早いようで、名所八重岳では、花が散り始めているという。
私はここ10年ほど、毎年のように八重岳まで緋寒桜を見に行っていたが、今年は行けそうもない。そんなことを考えていたら「年年歳歳花相似 歳歳年年人不同」という詩が脳裡に浮かんだ。
咲く花は毎年同じように見えるけれど、その花を愛でる人は毎年変わっていく。美しいものが好きだった母を八重岳に連れて行ったのは、1度か2度しかない。今更悔やんでも仕方のないことであるが、悔やんでも悔やみきれない。