2005年11月27日

愛猫チャンイ;二代目チャンイ襲名

ケルビムのワンニャン里親会に行った。美浜に行くのは何年振りだろう。今世紀初めてということだけは確かだ。まず何よりもジャスコ前の北谷町営駐車場がアスファルト舗装になっていたのに驚いた。間近に観覧車を見るもの初めてだった。当然のことながら知らない建物がたくさんあって、前世紀末とは風景が変わっていた。

里親会の場所は人だかりがしているので遠くからでも、すぐにわかった。そして猫だけで30〜40匹いたので、更に驚いた。先月、知人に誘われて行った猫の里親募集会は個人宅で行われていて、10匹くらいしかいなかったが、それでも目移りして選べなかった。今日もまた迷いに迷った。妻と話して黒猫1匹、白黒2匹の計3匹に絞ったが、なかなか1匹だけを選びきれない。そんな状態が1時間余り続いた。

とにかく候補の中の1匹を抱かせてもらうことにした。妻がその猫を抱き上げてすぐに女性が話しかけてきた。最初はケルビムのスタッフだと思ったのだが、しばらくしてケルビムにこの猫を託したM夫妻の奥さんだとわかった。私が御主人と話している時、奥さんが妻に「拾った時に生後3週間くらいだったから、生まれたのは9月10日くらいだと思いますよ」と話しているのが耳に入った。その瞬間、この猫に決めた。9月11日に死んだチャンイの生まれ変わりだと思ったからだ。

帰りの車中、妻が「名前はチャンイにしようか?」と言った。異存はない。私も同じことを考えていた。二代目チャンイは美浜から小禄まで、ずっと妻の膝の上でおとなしくしていた。「こいつきっと大物だな」などと話していたのだが、帰宅した途端に挙動不審になった。でも、まずは初代チャンイに挨拶させた。ギャオスが脱走した時、妻が「チャンイが妬いて、追い出したんじゃない?」と言ったのが気になっていたからだ。二代目は先代のお骨が入っている袋にかけられた首輪のにおいをしばらく嗅いでいた。

私も先代に語りかけた。チャンイ、お前のことは一度だって忘れたことはない。毎日挨拶しているからわかるだろ。そして、これからも決して忘れることはない。二代目を可愛がることは、すなわちお前を可愛がることだ。だから、やきもちなんて妬くなよ。

愛猫チャンイ;二代目チャンイ襲名チャンイを床に下ろすと、物陰を探して隠れまくった。ベッドの下に潜り込まれるのが一番困った。我が家のベッドは箱形になっていて、潜り込まれると全然姿が見えないのだ。マットレスをずらして天板を外し、チャンイを抱き上げ、床に下ろすとまた姿勢を低くして物陰に隠れる。そんなことを2時間半ほど繰り返して、やっと落ち着いてきたチャンイは次に冒険を始めた。テーブルや流しの上に飛び乗り、そして飛び降りる。玄関脇の窓にある小さな植木をかじり、鉢ごと玄関に落として割った。これくらいのことじゃ怒らないぞ、チャンイ。病気のせいで暴れたくても暴れられなかった先代の分まで暴れまくってくれ。それにしても、ファーストショットがピンぼけですまんのぉ、チャンイ。

チャンイは今、パソコンのすぐ側で爆睡している。雑然とした机の上は眠りづらいとおもうのだが………。うちに来て水は飲んだが、まだ餌を食べていないのが心配だ。


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Posted by 百紫苑(hakushon) at 23:11│Comments(2)二代目チャンイ
この記事へのコメント
お久しぶりです^^
体調はいかがですか?
新米猫ちゃんがやってきていたんですねー
まだ1週間くらいでしょうか
やんちゃざかりのかわいい子ですね
なんだか 「親ばか」になりそうな気配?(笑)
Posted by みや at 2005年12月01日 21:46
コメント有難うございます。
今年の風邪はしつこいですね〜。まだ痰が絡みます。
もう既に親バカならぬ「バカ親」になりつつあります。
Posted by 百紫苑(hakushon) at 2005年12月02日 00:16
 
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