2005年11月23日
今日読んだ本
「明治の冒険科学者たち〜新天地・台湾にかけた夢」柳本通彦著、新潮新書
台湾が日本の植民地となった1895年に相次いで台湾へ赴き、各分野で功績を挙げながらも、現在は顧みられることの少なくなった伊能嘉矩、田代安定、森丑之助の3人が紹介されている。中でも笹森儀助より先に八重山群島における人頭税制などの旧慣改革その他を明治政府に訴えていた田代安定が気になる。薩摩出身の彼は「八重山島司」になるという野望も抱いていたらしい。
台湾が日本の植民地となった1895年に相次いで台湾へ赴き、各分野で功績を挙げながらも、現在は顧みられることの少なくなった伊能嘉矩、田代安定、森丑之助の3人が紹介されている。中でも笹森儀助より先に八重山群島における人頭税制などの旧慣改革その他を明治政府に訴えていた田代安定が気になる。薩摩出身の彼は「八重山島司」になるという野望も抱いていたらしい。
Posted by 百紫苑(hakushon) at 21:50│Comments(0)
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