よーんなー沖縄

今日未明、深夜徘徊から戻ってすぐチャンイに目薬を差した。その直後トイレに向かったと思われたチャンイがその手前の寝床に後脚を広げて座り、オシッコの体勢に入ったので、慌てて抱き上げたが、間に合わず寝床と周辺の床を濡らしてしまった。

うーむ、困ったな。粗相をするのは決まって私か妻が近くにいる時で、しかも大っ嫌いな目薬を差された後が多い。留守番をしている時や我々夫婦が寝ている時はちゃんとトイレで用を足すのだ。

甘やかし過ぎたかな…。シーツの下にビニールを敷き、チャンイがベッドの上でお漏らししても被害を最小限に食い止めるよう準備はしたが、ここは心を鬼にして広さ一畳ほどの洗面所に閉じこめることにした。

妻を起こさぬようなるべく静かに濡れた床を拭き、寝床の段ボールについた染みをドライヤーで乾かし、寝床のタオルを替え、汚れたタオルを洗った。チャンイは耳を後に倒し、姿勢を低くしたまま私の周りをウロウロしている。

反省しなくてもいい、落ち込まなくてもいい。ただオシッコはトイレでしてくれ。入院前は餌が喉を通らぬほど衰弱していたのに、フラフラになりながらもちゃんとトイレまで行っていたではないか。

今朝一番で病院に連れて行った。「最近変わったことがありますか？」と獣医さんに訊かれたので「ここ３、４日、毎日粗相します」と答えたら、重ねて「意識障害はありますか？」と訊かれた。

！！！！！そこまでは考えが及ばなかったぞ、チャンイ！許せ、チャンイ！頭から首筋、そして瞬膜にまで広がったブツブツが脳をも冒しているのではないか！？「留守番している時は、ちゃんとトイレに行くんですが…」思わず声が上ずってしまった。「そうですか。では泡瀬の先生の所で眼の診察が終わったら、うちで再度ブツブツの検査をしましょう」「お願いします」。

涙がこぼれそうになったので、チャンイを獣医さんへ押しつけるように渡し、さっさと帰ってきた。チャンイが戻ってきたら目一杯甘やかしてやる。甘やかしてやるぞー、チャンイ。甘えてくれー、チャンイ。